音楽芸術の現状と未来へ、本気の危機感を投げかける!
第20回佐治敬三賞推薦コンサート



ぎふ未来音楽展2020

MUSICA CRAS GIFU 2020 Masahiro Miwa Festival - Purified Night -


19 September 2020 (Sat) 22:00 open,
23:00 start, 26:00 end

公演は終了しました。(配信記録の公開予定はありません)
ライブ配信中に、写真家・麥生田兵吾が撮影した公演の写真は こちらからご覧になれます。Instagram アカウント:masahiro_miwa_festival

Twitter アカウント: miwafest


8月28日に開催されたプレイベント『プロローグ「音楽の終わりの終わり」は、ここからはじまるーー。』が記録動画としてご覧いただけます。 [詳細はこちらから]




音楽芸術の現状と未来へ、
本気の危機感を投げかける!

第20回佐治敬三賞推薦コンサート

ぎふ未来音楽展2020

三輪眞弘祭 −清められた夜−
MUSICA CRAS GIFU 2020 Masahiro Miwa Festival - Purified Night -

2020年9月19日(土)23時開演

26時終演(22時よりスタンバイ 配信開始)
サラマンカホールよりライブ配信

【視聴無料、事前予約不要】



無観客開催。会場への入場はできません。




作曲・企画・構成:三輪眞弘
映像監督:前田真二郎
フォルマント音声合成:佐近田展康
詩:松井茂
写真:麥生田兵吾

出演:
川口隆夫(ダンス)
岡野勇仁、西村彰洋(MIDI アコーディオン)
塚谷水無子(オルガン)
江原優美香(箏)
ほんまなほ(ルバブ)
マルガサリ(ガムラン・アンサンブル):恵美須屋直樹、大井卓也、黒川岳、谷口かんな、中川真、西村彰洋、森山みどり
公募パフォーマー
6羽の鶏


主催:サラマンカホール
共催:情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]、京都大学人文科学研究所

演目

三輪眞弘《鶏たちのための五芒星》(2020 サラマンカホール委嘱・世界初演)

ヨハネス・オケゲム《死者のためのミサ曲》(15世紀)MIDIアコーディオンとオルガン版歌詞

フォルマント兄弟《霊界ラヂオ》+《ボイパと海行かば》(2020歌詞

三輪眞弘 箏と風鈴のための《もんじゅはかたる》(2019)歌詞

三輪眞弘《神の旋律+流星礼拝》(2020版)信者へのメッセージ

モノローグオペラ「新しい時代」:webサイト
流星礼拝:webページ
布教放送〈神の旋律〉:webページ

三輪眞弘からのメッセージ
(作品解説に代えて)

日本の現代音楽界を独走する作曲家・三輪眞弘が、
音楽芸術の現状と未来に本気の危機感を投げかける一夜限りのライブ配信公演。



予期せぬ新型コロナウイルスがアーティスト、音楽ホールの動きも停滞させ、音楽の発信の場はやむなくオンライン中心となった2020年上半期。音楽と観客の一体空間という、かつて当たり前だった姿が成り立たなくなったポストコロナ時代に、音楽は社会の中でどう生き延びていくか。音楽の歴史は根本的に変わってしまうのか。これからの音楽は、どこに光を見出せるのか。
「音楽の終わりの終わり」とも呼ぶこの状況を、日本へ、そして世界へ向けて問うべく、「音楽による音楽のためのお通夜」を岐阜市のサラマンカホールから無観客開催・ネット配信する。西洋音楽の祭壇、パイプオルガンと共にJ・オケゲムのレクイエムを人工音声が歌い、「霊界ラヂオ」が死者の声を傍受する。さらに今回発表される新作 "鶏たちのための五芒星"では、人類の芸術を偲ぶ秘儀にオンライン上に接続された人々が立ち会うことが期待されている。それはまた、2000年に発表され17年後に再演された三輪+前田のモノローグオペラ「新しい時代」が描いた世界が今、現実となったということかもしれない。
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]共催。先端的技術とアートの融合に挑み続ける研究・教育機関との連携により、従来のサラマンカホールの来客層はもとより、地球上の様々な人々がネットワーク・システムの端末として、この一夜限りの出来事の証人となるだろう。

作曲・企画・構成

三輪眞弘

Masahiro Miwa

1958年東京に生まれる。ベルリン芸術大学、ロベルト・シューマン音楽大学で作曲を学ぶ。2004年芥川作曲賞、2007年プリ・アルスエレクトロニカでグランプリ(ゴールデン・ニカ)、2010年芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。「三輪眞弘音楽藝術 全思考一九九八ー二〇一〇」をはじめ、CD「村松ギヤ(春の祭典)」や楽譜出版など多数。
旧「方法主義」同人。「フォルマント兄弟」の兄。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。

映像監督

前田真二郎

Shinjiro Maeda

1969年生まれ。映像メディアを「未知を発見する道具」と捉え、実験映画、メディアアート、ドキュメンタリーといった分野を横断しながら発表を続けている。WEBムービー・プロジェクト”BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW”が第16回文化庁メディア芸術祭にて優秀賞を、三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』が第17回佐治敬三賞を受賞。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。

参加作家


フォルマント合成

佐近田展康

Nobuyasu Sakonda

音楽家、メディアアーティスト、メディア理論研究者。独自に開発した歌声のリアルタイム合成による作曲、パフォーマンス作品多数。声と機械をめぐるメディア論考も精力的に発表。著書『Maxの教科書』(赤松正行と共著)、ソロCD『時計仕掛けのエルメス』など。三輪眞弘との人工音声ユニット「フォルマント兄弟」でも活躍中。名古屋学芸大学映像メディア学科教授。

Musician, media artist and media theory researcher. Sakonda creates artworks using real-time synthesis of singing voices, which he developed in his own right. He is a professor at Nagoya University of Arts and Sciences, Department of Film and Media Studies. Young brother of the Formant Brothers.

松井 茂

Shigeru Matsui

詩人、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授。詩集に『二●二●』(engine books、2020年)等。共編に『虚像の時代 東野芳明美術批評選』(河出書房新社、2013年)、『日本の電子音楽 続 インタビュー編』(engine books、2013年)等。共著に『テレビ・ドキュメンタリーを創った人々』NHK出版(2016年12月)等。『美術手帖』の特集「坂本龍一」(2017年)、「平成の日本美術史 30年総覧」(2019年)等の監修を担当。

写真

麥生田兵吾

Hyogo Mugyuda

「Artificial S」という一つの主題に専念し制作活動している。また2010年より写真活動「pile of photographys」をweb上で発表し続けている。
2018年:「アーカイブをアーカイブする」(みずのき美術館/京都)、 2019年:展覧会 「像を耕す」(Gallery PARC/京都)、 2020年:大阪府20世紀美術コレクション展「ココロヲウツス」(大阪府立江之子島文化芸術創造センター)

出演者


ダンス

川口隆夫

Takao Kawaguchi

ダンサー、パフォーマー。1996年よりパフォーマンスグループ「ダムタイプ」に参加。並行して 2000年よりソロ活動を開始。主な作品に「ディケノヴェス-見えないと言え」(2003)、「D.D.D.-私の心臓はあと何回鼓動して止まるのか?」(2004~07)、「グッド・ラック」(2008)、「TABLEMIND」(2011)など、「ダンスでも演劇でもない、まさにパフォーマンスとしか言いようのない」(朝日新聞・石井達朗氏)作品を発表し続けている。近年は舞踏についてのパフォーマンス作品を制作し、世界各地で高い評価を受けている。「ザ・シック・ダンサー」(2012)はブラジル、ドイツ、ポーランドを巡演。「大野一雄について」(2013)は世界38都市を巡り、16年にはニューヨーク・ベッシー賞にノミネートされた。他アーティストとのコラボレーションも多く、近年では映像アーティストの崟利子、そして三輪祭では映像監督を担当する前田真二郎らとともに『BLACKOUT』(2011、2018)を制作発表した。

MIDIアコーディオン

岡野勇仁

Eugene Okano

リサイタルのほか、南米音楽演奏、美術家やダンサーとの共演、紙芝居、フリーインプロヴィゼーション、エレクトロニクス、アートプロジェクト、日本やアジアの歌の演奏など類例をみない多彩な活動をおこなう。
「万葉集の一節を主題とする変奏曲」「夢のワルツ」等の合成音声歌唱作品をMIDIアコーディオンやで演奏している世界でも唯一の演奏家。東京音楽大学ピアノ科卒業。フランス音楽コンクール第2位。 第9回日本室内楽コンクール入選。現代音楽コンクール《競楽4》入選。

MIDIアコーディオン

西村彰洋

Akihiro Nishimura

ピアニスト、音楽家。ピアニストとして活動する傍ら、現代音楽、ガムラン、ブルースなど、多種多様な演奏研究と音楽活動を行う。第43回京都市立芸術大学卒業演奏会に出演。台湾、ドイツにおいてもピアノリサイタル、演奏会などを行う。D-jung Exchange Project 2017に参加、タイのラフ族の子どもたちとパフォーマンスを作り、バンコクで発表。関西の支援学校や作業所、文化活動などにおいて、障がいのある人たちとの音楽活動を行う。京都市立芸術大学ピアノ専攻、大阪教育大学大学院音楽教育専攻科卒業。

オルガン

塚谷水無子

Minako Tsukatani

東京藝大楽理科卒業。アムステルダム音楽院、デンハーグ王立音楽院卒業。17年にわたるオランダでの演奏活動を経て帰国。バロックから現代音楽や即興まで幅広いレパートリーをもつ。パイプオルガンの他、ピアノ、チェンバロ、編曲・執筆も手がける。堅実な技術と音楽性で評価が高い。13枚のCDをリリース。CDショップ大賞推薦盤に選ばれた《バッハ・オルガン作品集》(キングレコード)はじめ、レコード芸術特選盤に数多く選出される。第4作めのCD《ゴルトベルク変奏曲》トイピアノ版(Pooh’s Hoop)が話題に。著書に「ゴルトベルク変奏曲を聴こう!」(音楽之友社)。




江原優美香

Yumika Ehara

箏演奏家。伝統楽器である箏を古典と現代の両面から見つめ、演奏している。3歳よりピアノを始め、8歳より箏を、15歳より三絃を習い始める。東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業、2017年同大学大学院修士課程修了。2010年すみだ川アートプロジェクト「SUPER JULY」に参加。2016年にはロシア・モスクワ音楽院主催「日本の心」に出演。サンクトペテルブルクでも公演を行う。2018年、第4回利根英法コンクール優秀賞受賞。これまでに西陽子、芦垣美穂の各氏に師事。森の会会員。

ルバブ

ほんまなほ

Naho Homma

ガムラン奏者・パフォーマー。ジャワガムラン合奏グループ、ダルマブダヤ、マルガサリのメンバーとして、伝統音楽から新作まで幅広いレパートリーによる国内外での公演に出演。現在は、Lintang Sisik(リンタン・シシッ)にてジャワ舞踊をまなびつつ、さまざまな背景をもつひとびとともに歌、詩、踊りなどの共同創作に取り組むほか、砂連尾理、佐久間新らの演出する舞台作品にてパフォーマンスを行っている。

ガムラン・アンサンブル

マルガサリ

MargaSari

大阪府豊能町を拠点にジャワガムランを用いた多様な表現活動に取り組む合奏団。「共同/協働(コラボレーション)」をキーワードとし、ジャワの古典音楽を演奏するとともに、現代作品の創作を積極的に行っている。三輪眞弘との協働による『愛の讃歌』(2007〜)、野村誠との『桃太郎』(2001〜)のほか、M. ヴィンセント(米)、D. コットロイ(オーストラリア)、J. スボウォ(インドネシア)、M. アスモロ(同)らがマルガサリのために新作を提供している。また、釜ヶ崎(大阪)、木津川(京都)などにおいて、市民との協働によるアートプロジェクトを展開している。音楽顧問はシスワディ(インドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校上演芸術学部長)。

公募パフォーマー:

石田正人 
小野馨 
鏡あすか 
黃芃嘉 
ごとうたくや 
佐藤優太郎 
杉野智彦 
高木実咲 
中路景暁 
新美里奈 
花太郎 
林暢彦 
原惟奈 
洞口はるか



6羽の鶏







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詩(松井茂 作)の配信ご案内

ライブ配信中に、本公演の作品の一部として、会場から視聴者のメールアドレス宛に「詩」を複数回配信する予定です。是非詩を読みながら、サラマンカホールの時間を鶏や出演者たちと共にお過ごしください。
この配信を受けるためには事前のメールアドレス登録が必要です。
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プレイベント


2020年8月28日(金)19:00〜 プレイベント開催!
[配信は終了しました]

プロローグ「音楽の終わりの終わり」は、ここからはじまるーー。

サラマンカホールよりライブ配信(視聴無料)

第1部 19:00~19:30 三輪眞弘による「三輪眞弘祭」プレゼンテーション [記録を見る]
第2部 19:30~20:30 なぜ、いま「音楽の終わりの終わり」なのか? シンポジウム [記録を見る]

出演(五十音順):
岡田暁生(音楽学者、京都大学人文科学研究所教授)、前田真二郎、松井茂、三輪眞弘
*司会:浦久俊彦(サラマンカホール音楽監督)

プレイベント
出演者プロフィール

岡田暁生
ゲスト・トーカー

音楽学者、京都大学人文科学研究所教授。専門は19世紀から20世紀初頭の西洋音楽史。とりわけピアノ音楽とオペラ(リヒャルト・シュトラウス)。おもな著書に『音楽の聴き方』(吉田秀和賞受賞、2010年度新書大賞第三位)『西洋音楽史』『オペラの運命』(サントリー学芸賞受賞)『音楽と出会うー21世紀的つきあい方』等。

前田真二郎
映像監督

映像作家、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。WEBムービー・プロジェクト ”BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW”が第16回文化庁メディア芸術祭優秀賞を、三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』が第17回佐治敬三賞を受賞。


松井茂
参加作家

詩人、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授。詩集に『二●二●』等。共編に『虚像の時代 東野芳明美術批評選』『日本の電子音楽続インタビュー編』等。『美術手帖』の特集「坂本龍一」「平成の日本美術史30年総覧」等の監修を担当。

三輪眞弘
作曲・企画・構成

作曲家、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。ベルリン芸術大学、ロベルト・シューマン音楽大学で作曲を学ぶ。2004年芥川作曲賞、2007年プリ・アルスエレクトロニカでグランプリ(ゴールデン・ニカ)、2010年芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。旧「方法主義」同人。「フォルマント兄弟」の兄。

浦久俊彦
司会・サラマンカホール音楽監督

文筆家・文化芸術プロデューサー。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』『138億年の音楽史』『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト パガニーニ伝 』等。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事。代官山未来音楽塾塾頭。
photo by Kenshu Shintsubo

三輪眞弘インタビュー


三輪眞弘が学長を務める情報科学芸術大学院大学[IAMAS]のWEBページにて「三輪眞弘インタビュー」が公開されました。本公演に関係する興味深い内容です。

− 前編 「逆シミュレーション音楽」
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− 中編 「フォルマント兄弟」の活動
  [IAMASのWEBページを開く]
− 後編  「IAMASでの教育」
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